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これからの時代に必要なのはマーケティング力

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私がこれからの時代において大切だと思うスキル、それは「マーケティング力」です。
経営者であっても、会社員であっても、好きなことで起業する女性起業家であっても、マーケティング的な思考ができる人とそうでない人との間には、大きな差が開いていくような気がします。

一般的に、「マーケティング」と「ブランディング」は混同されやすいですが、簡単に言うと、マーケティングとは「商品・サービスのよさを相手に伝える行動」で、ブランディングとは「自社の商品・サービスに対して、相手によいイメージを持ってもらう行動」です。

同じような行動に「プロモーション(販促)」がありますが、プロモーションはマーケティングの一種なので、ブランディングよりマーケティングのほうがより「売る」という行為に近いということをイメージいただけるかと思います。

そして、これらは個人のキャリアや、起業する方にはビジネスの大小に関わらず必要なスキルでもあると私は感じるのです。

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いい大学を出れば一生安泰という時代が終焉する今、つまり学歴というブランドが通用しなくなる時代、「自分という商品」をどう価値あるものにしていくのかを考えることは、仕事をしていく上で避けては通れなくなるからです。

ちなみに、ちょっと前にSNSの台頭とともに、「セルフブランディング」という言葉が流行りましたよね。カメラ目線の自撮りやリア充たっぷりの華やかな写真など。

自分が他人からどう見られるのか、それはもちろん気になるところですが、「見せ方」と「現実」が一致していないと、偽物だとすぐにばれてしまいますし、やっている自分も虚しい気持ちになってしまいます。

マーケティングは「商品・サービス(個人の場合は「自分」)のよさを相手に伝える行動」ですが、そのための“よさ”を見出していく行動が肝でもあります。

何事にも順序があるように、まずは「自分の価値はどこにあるのか」「その価値はどうしたら伝わるのか」を見極めていくことが大切です。ブランディングはその次。

ちゃんと「価値」を見極め、伝えられていれば、見せ方と現実が不一致という残念な状況を避けられるからです。

ここで大切なのは、繰り返しになりますが、「自分の価値を見極める」ことです。

そして、その「価値」の見つけ方としては2つのパターンがあります。

それは、➢ ニーズがあるところで価値を発揮する➢ 新しいニーズを生み出す

です。

成功の可能性が高いのはもちろん、「ニーズがあるところで価値を発揮する」ですが、「新しいニーズを生み出す」ことで成功すれば、大きく当たることになります。

私のまわりの女性起業家さんも、ニーズがあるところで価値を発揮するというやり方でうまくいっている方がいます。

例えば、心幸恵子さんは、宅建という資格を活かして不動産業界で活躍するほか、ご自身が独学で資格を取得した経験を「宅建の家庭教師」という形で展開されています。

★私と心幸恵子さんの対談はコチラ

資格を取得した方がその資格を活かして新たな領域でチャレンジしないと考えるケースは多いですが、「自分と同じように資格取得を目指している方に資格取得のノウハウを教える」と考えるのは、とても賢い戦略だと思います。

ちなみに、ニーズがあるところで価値を発揮するに関する私の場合、「誰かの役に立つことを徹底的にやる」ということを長年(社会人3年目くらいからかれこれ20年弱!)やっています。

別のコラムでもお伝えしましたが、社会人への一歩を踏み出す時、私には特にやりたいことがありませんでした。そこで、誰かの「これやってみたいんだよね」ということを当事者として徹底的にサポートすることに取り組んでみたのです。

そこで私が得たメリットとしては、人脈が広がったこと、時代の変化が読めるようになったこと、「転職のお誘い(うちの会社に来ませんか?)」というお声がけを多数いただけたこと、などです。

誰かが「これやってみたいんだよね」と思っていること、それは、時代のニーズを反映していることが多いです。「なるほど、この人が今この分野に興味を持っているということは、数年後、ブレイクする分野なんだろうな」そんな風に感じながら、「私もお手伝いしたいです!」と参画させてもらうことで、様々な経験と自分の新たな強みを発見することができました。

自分らしい生き方・働き方=ワーク・ライフデザインだと発信している私ですが、実は私自身も「自分らしさ」「自分が本当にやりたいこと」はまだまだ曖昧です。

でも、「誰かの役に立つことを徹底的にやる」に取り組んだおかげで、市場を見極める力を養い、マーケティング力を身に着けることができました。そして私は今後も、「誰かの役に立つことを徹底的にやる」を極めて、そこを自分の「強み」にしていこうと考えています。

最後に、今回は、「自分という商品」をどう価値あるものにしていくのかを考える際のヒントになりそうな本をご紹介いたします。

「自分マーケティング」一点突破で「その他大勢」から抜け出す/川上徹也著

私はこの本を最近読んだのですが、こちらの本で紹介されている「あなたが一点突破する方法」の戦術9のうち戦術3に、私が長年実行していた「誰かの役に立つことを徹底的に提供する」というのが紹介されていました。

皆さんもご存知のアノ方の過去と現在など、、なるほど!ごれが一点突破するってことなんだなとわかるような事例もたくさん掲載されているので、イメージしやすいのではないかと思います。

「自分という商品」をどう価値あるものにしていくのかを考えるマーケティング力は、また今後、別の形でもお伝えしていきます。