打ち合わせ

アフターコロナは「成果主義」の時代?

打ち合わせ

コロナ禍の在宅勤務、テレワークなどを機に、新しい働き方を模索する企業も増えてきました。タニタが「社員の個人事業主化」をはじめたり、ヤフーや「無制限リモートワーク」での採用をはじめたり、まだ一部の先進的な企業だけに見えるこの動きも、3年後、5年後には一般化する可能性も十分あると思います。

会社とは、「毎日出勤する場所」という常識が常識ではなくなり、「成果を出せば自由を得られる」働き方が常識となる時代の到来です。「自由」というのは、場所や時間にとらわれないのはもちろん、複業など、「所属」のあり方も含めた自由です。

日本企業はこれまで、部や課といった集団単位の仕事の比重が高く、一人ひとりの仕事の分担が明確ではないケースが多く見受けられました。そのため一人ひとりの「成果」を正しく評価することが難しく、また「成果だけで評価するのはおかしい」という文化的なものも根強くありました。

ただ、それは「成果」や「役割」の細分化や明確な評価軸が存在していないことが問題なだけで、自分の頑張りをきちんと評価してもらえるスキームが整えば、働く側に大きなメリットをもたらすと私は考えます。

チームワークと無駄な会議、チームワークと無駄な残業は別物だからです。

成果主義というと、生み出した数字のみで評価されてしまうと勘違いする方も多いと思うのですが、それは違います。仕事には数字に直結しないけれど、間接的に数字を生み出すことに貢献しているものはたくさんあります。

まずは、会社の目標を把握すること、そして自分が所属するチームの目標を把握(設定)すること、そこから自分の目標や役割を把握(設定)すること。これまで漠然と、集団の目標を目指してきた働き方がきちんと個人まで落とし込みされることで、仕事の効率がぐんとあがりますし、チームメンバーの目標やタスク、進捗状況を把握できるようになります。スポーツでも、自分のポジションと役割が明確だとチームワークが発揮されるように、きちんと個人の成果が評価される環境の方がチームワークも高まると私は思うのです。

メモ

アフターコロナは「成果主義の時代」。
ただ一方で、「V:Volatility(変動性)」「U:Uncertainty(不確実性)」「C:Complexity(複雑性)」「A:Ambiguity(曖昧性)」の頭文字をとったVUCA(ブーカ)と呼ばれる時代においては、その「成果」も不確実で曖昧な時代と言えます。

「成果を出せば自由を得られる」働き方が常識となる時代の到来。
その自由を得ることで、私たちが手に入れることができるもの、それは…。

私が、「ワーク・ライフデザイン」「キャリアデザイン」という言葉を使うとき、それは、仕事とプライベートのバランスを取る、仕事上のキャリアを高めていくという意味だけでなく、「自分の生き方を自分で決める」という意味を込めています。

私が考える「自由」というのは「自分で決める」ということだからです。

想えば、現代人である私たちの人生において、自由ってあまりなかったと思いませんか?
私は無意識に敷かれたレールに乗って大学を卒業し、社会人になり挫折を味わいました。

社会人になり、自分が好きな分野、自分がやりたいことを模索してそうした道を手に入れたとしても、忙しい日々に追われ、「私は一体何をしているのだろう」と疲弊してしまったことなども何度も経験しました。

自由を得られる、つまり自分と向き合う時間、好きなことに費やせる時間、リフレッシュの時間を得られるということは全て、「学び」の時間に変わると私は思っています。

そして、人にとって、一番幸せな生き方は、学ぶことにより「成長し続けることができる」ことではないかと感じます。

あなたの手帳。もしかしたら誰かに予定を埋められてばかりいませんか?

もしも今そうだとしたら、来るべき時代に向けて、自分に自分でアポを入れる習慣を身につけましょう。今、自分に何が必要なのか?を考え、それを実行する時間です。

これまでの経験や固定観念に縛られずに、新しい価値を生み出す成果主義の時代に向けて。

まずは、自分の心に少しわがままに、自由になった時間をどう過ごすのか、そうしたことを少しだけ妄想することから始めてみることが、これからの時代を生き抜く力に繋がるかもしれませんね。