東京

新型コロナウイルスの影響で不幸になる人、成功する人

東京

「近い将来、きっとまた平和な日常が戻ってくる」というのは幻想。
固定観念を捨てて、あなたの価値を再定義しましょう。
小さな経験も掛け合わせることで、オンリーワンの価値になります。

前回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に学ぶafterコロナ/withコロナには、突き抜けた特別な才能がない多くの人は「ポートフォリオ・ワーカー」としての生き方・働き方を目指すことで、「収入源の分散」を図る必要があるとお伝えしました。

「パラレルキャリア」という働き方も耳にするようになった昨今、それもひとつの多様な働き方ではありますが、パラレルキャリアは本業と第二のキャリアという位置づけの色が強いと感じます。

パラレルキャリアのように、本業の延長線上に第二のキャリアがあるというのは、スキルやキャリアの積み上げに「一貫性がある」という面で強みを発揮できます。

ただ一方で、スキルやキャリアに拡がりを持たせることができないので、不況や災害、感染症などのパンデミックが起きた際、同じ分野でどこまで「リスク分散」できるかは業種によって不確実です。

同様に、本業がありながらの副業も、「主」と「副」という考え方で複数の活動に関わることは、「副」に位置づけている分野がどうしても優先順位が低くなりがちで、「主」と位置づけている分野よりも成長させていくことも難しいと感じます。

あなたも経験ありませんか?

「こんなことやれたら面白いよね!」と複数名が意気投合したにも関わらず、全く何も動かずに終わった企画やプロジェクト。

そこにいた全員がその企画を「余興」としか思っていないので、優先順位が低くなり、皆が「誰かがやるだろう」と思いながら終わってしまうのだと思います。

「今度、飲みに行きましょう!」という会話に似てますよね。

社交辞令なのか、本気なのかわからずに、どう受け止めてよいのかわからない会話に(笑)

ポートフォリオ

私がお伝えしたい『複数の柱を持つ』生き方・働き方とは、どの柱もその時の状況によって「主」となり得る柱を意味しています。ただ、ひとりの人間が複数のスキルやキャリアを同時並行に積み上げていくのは並大抵のことではなく、その難しさからどれもが中途半端になってしまうことも多いです。

『LIFE SHIFT – 100年時代の人生戦略』にも、「人生には、一種類の活動に専念する時期がある」と書かれています。何の経験もなくいきなり、ポートフォリオ・ワーカーになることは難しいのです。

大切なのは、自分とその柱の「関係性」が明確であること、突如として現れたものではないこと。そして、その関係性を裏付けるのが「経験」や「専門性」です。

経験や専門性の話をすると、「私にはそんな立派な経験や専門性はないので…」と言われる方も多いのですが、そんなことは決してありません。

もしも今、、あなたが自分自身の経験や専門性に自信を持てないなら、それは固定観念や他人の評価軸に当てはめようとしているから…かもしれません。

経験や専門性は、仕事上で身に着けたものだけとも限りません。派遣社員として複数の企業出働いた経験や、社会貢献や地域コミュニティ、趣味、主婦業や子育てで身に着けたスキルなどでも大丈夫なのです。

これまであなたが築いた一つひとつの経験や専門性は一般的なレベルだったとしても、それらを複数掛け合わせることで、オリジナル性を発揮し、市場価値を高めることができます

笑顔の女性

私たちは幼少期から、「あの人は●●だから」「あれは▲▲だから仕方ない」というような、(「常識」と呼ばれる)固定観念に基づく『ものの見方』を植えつけられながら生きています。

「差別はいけないこと」ということに皆が理解していることですが、固定観念が偏見を生み出していることに無意識な人は多いです。そしてそれが自己肯定感につながっているケースも多々あります。自己肯定感についてはまた別の機会にお伝えします。

「ダイバーシティ」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

日本語で「多様性」を意味し、世界では当然の「権利」として確立されているものがようやく日本でも意識されるようになりました。

そうした時代において私たちがまず身に着けるべきことは、「あの人はあの人、私は私。どちらもOK」という固定観念に縛られない、インクルーシブ(包括的)な『ものの見方』です。

つまり、あなた自身の価値も、誰か他人に決められるのではなく、『自分で定義』してOKなのです。あなたならではの価値基準を築くことが大切です。

ポートフォリオ・ワーカーになれるか否かの境目は、固定観念に縛られずに、自身の経験と専門性からオリジナル性を発掘し、市場価値を高める行動を起こせるか否かの違い。

また、それができるかどうかが、新型コロナウイルスのようなパンデミック時に、不幸になるか成功するかの差になってくると思います。

もしもあなたが今、

「私の業界は●●だから」

「あれは▲▲だから仕方ない」

「私は会社員だから無理…」

そんな風に思いながら身動きが取れずにいるなら、そこから一歩脱出しましょう。

オリジナル性を発掘できたら、会社員・派遣社員・専業主婦・プチ起業・フリーランス・女性起業家というようなあなたの今の立ち位置を踏まえたその分野の育て方を考えていけばよいのですから。