2022年は次の時代に向かうきっかけづくり

2022年初の投稿がすっかり遅くなってしまいました。
もう1月下旬ですね。

年末年始、旅行に行ったりもなかったので、時間のある時はずっと本を読んでいました。
読んだ本はコチラ。

『君に友だちはいらない』 瀧本 哲史  (著)

正解を手放し、「曖昧」を受け入れることで見える世界
というタイトルでブログを書いた時にご紹介した瀧本氏の言葉。

「『起きていることはすべて正しい』と思うことは大切ですよ」。

あれから長らく、この言葉が私の脳裏に焼き付いていました。
そして、こちらの本を手に取り、時間がある時にまとめて読もうと思っていたのです。

『起きていることはすべて正しい』と思えるようになってから、いろんなことを冷静に観察できるようになりました。
それまでの私だったら、「ひどい!!」と怒ったり落ち込んだりしたであろうことも、「そうか」と冷静に受け止められるように。そしてその事態を「変えよう」とする過去の私がいなくなり、受け止めた上で自分の身の振り方を冷静に考えるように。

その結果、比較的人間関係のトラブルやストレスは無くなったと思うのですが、熱量が無くなったというか、以前より自分がドライになったような気もします。
でも、考えてみたら、本当に自分にとって大切な人間関係や友達はさほど多くはなくて、それはそれでよいのかなとも(笑)。

本当に自分にとって大切な存在。
本当の友達。

それは誰なんだろうと思えてきました。
そんなことを漠然と考えながら、2021年の幕が閉じた感じです。

友達よりも「仲間作り」が重要

瀧本氏は東京大学や京都大学で講義をされていた教授で、経営コンサルタント、エンジェル投資家でもあった方です。
「本書を読んでほしいのは、高い目標や志(ビジョン)を持ちながら、その目標のために、自分の強みや弱みを冷徹に受け止めて、現実的かつ確実に努力して成果をあげていく人である」。という瀧本氏の言葉を読んだ時に、未来の人材に向けたあふれる愛を感じました。

仕事と自分の人生を切り分けて考える人にとっては、「友達よりも仲間づくり」という瀧本氏の切り口に抵抗を感じるのかもしれませんが、自分がやりたいことで輝けることこそ我が人生と思える人は、その真意が理解できると思います。

そう考えた時、めんどくさい人間関係で自分の思考や時間が奪われてしまう際は、その関係自体が私にとって「不要」なんだなと感じるように。

「増えすぎたものは価値が急激に減少する」というのは経済学の原則ですが、人付き合いも、モノも知識もたくさん持ちすぎると弊害となる。時には手放すことで、「質」を追求することができる。

「風の時代」と言われた昨年に引き続き、今年も“手放す”こと、身軽になることがますます重視される時代になるのかなと感じます。そういう意味でも、本書を今改めて読むこと、お勧めしたいです。

2022年は次の時代に向かうきっかけづくり

「2022年は次の時代に向かうきっかけづくり」というのは、私がある方に言われた言葉です。

瀧本氏も本書で、「世の中を変えるのは世代交代」といっていますが、そのためには、古いパラダイムシフトを信じている人を説得するのではなく、自分たちが信じる新しいパラダイムを信じる仲間を増やしていくこと。
そうすれば、いずれ旧世代は死に絶えて、新たなパラダイムの時代となる。

「やりたい仕事、属したい組織がなければ自分でつくるしかない」。
というのは、本書での瀧本氏の言葉ですが、先日、同じような言葉を耳にしました。

一橋ビジネススクール教授 楠木 建 氏の、「で、君はどうするの?」です。

数名の論客の方が2022年以降の日本について語り合う某オンライン番組で、ドル円相場、日本人の賃金推移の停滞など、さまざまな社会問題を議論する中での楠木氏の言葉です。

「社会」というのは「個人」の集積で、社会という主体は存在しない。

という楠木氏の言葉が胸に刺さりました。

私が様々な活動をしている根幹には、我が子、未来を担う子どもたちが生きる未来が今よりもっと幸せな社会であってほしいという想いがあります。

私の“夢”をかなえるために。
「好き」を仕事に。
女性の起業を後押し。

のような次元ではなく、それらを通して、「幸せな社会」を築きたい。
笑われるかもしれないのですが、心からそう思っているのです。

そのためには、薄っぺらい利害でつながった友情や誰かの力にあやかるような人間関係ではなく、純粋な思いでつながった「仲間」が必要です。

昨年、ある方に「あなたは、物事をじっくり考え、進めていく方が成果が出せる。だから、結果を急ぐ人にはそれがいくら魅力的な話であっても辞退した方がよい」とアドバイスされたことも思い起こされ、2022年の私のテーマは『じっくり考えじっくり進めること』だなと感じています。

長引くコロナ禍は、もはや以前の社会に戻ることはないと誰もが感じる現実でもあります。
本ブログで何度もお伝えしていますが、コロナ禍=テクノロジーの進化というレベルではない、新しい時代へのきっかけ、これからの時代の価値観や生き方を共に模索し、築いていきたいですね。

皆さんはどう思いますか?